3月12日(日)、13日(月)の二日間、豊田市大林町にある「ちごの口 お葬式相談室・セミナールーム」において、相談会を開催しました。1名のご来場者がありました。
今回は、昨年9月から毎月開催してまいりました「減災相談会」の締めくくりとして、各回の特設テーマを一堂に展示するとともに「非常時のトイレ・家族の健康を守る」と題した特設コーナーを追加して開催いたしました。
この特設展示には、大地震災害時にも家族が離散することなく、また過酷な避難所生活を回避するためのストーリーがあります。それが、福祉減災生活設計事務所の事業コンセプトです。
『愛しいわが子がお家で無事に待っていてほしい』急ぐ気持ちを抑えながら、安全にお家まで帰るために体を守ること、防護することに必要なものを装備して職場を出発。<帰宅支援パック> そして、ようやくたどり着いた「お家」。そこで目にする光景は無事なお家の姿。<家屋の耐震> 家の耐震補強と、家具の転倒防止固定やガラス飛散防止フィルム貼りをしておいたおかげで、室内には本や衣類かごなどが散乱しているが、子どもたちも無事だ。<家具の転倒防止・ガラス飛散防止> 電気や水道、都市ガスが止まっているのは どこの家庭でも同じようだし、避難所に行かないで何とか自宅で過ごしましょう。 お店は閉まっていたから、家に常備していた食材で夕食を作りましょう。<食料の買い足し備蓄> 調理用の水、洗い用の水もローリングストックしてある。節水すれば一週間はしのげそう。だけど、備蓄水が無くなってからでは焦るから、給水が始まったら、貰い受けに行きましょう。<水の備蓄と非常対応> でも、心細いわね。夜がこんなに暗いなんて。小さくてもいいから明かりがほしいし、スマホの充電もしておかなくちゃいけないわね・・・<電気・燃料の確保> そして忘れてはいけない!家族の健康*トイレ問題!・・・<トイレの確保>
これで、提供するツールが出そろいました。4月以降は市内の自治区や市民活動団体の方々にもご協力をいただきながら、「減災」に取り組むご家庭へのチカラ添えをしてまいりたいと思います。
もちろん、個々のご家庭から直接お申し付けいただければ、対応させていただきます。 ぜひ、地震災害に強い家族・家庭を築いてまいりましょう。
付録:体験風景(猫砂バケツトイレ)
お小水の疑似注水(300ミリリットル)
吸水した猫砂を取り出し(一握り目)
付録:体験風景(ガラス飛散防止フィルム貼り<事前カット法>)
ガラスに水(微量の中性洗剤を溶かした水)を噴霧し、スキージーでかき落とす (ガラス面の洗浄、布や紙はガラス面に繊維が残るので使用不可)
ガラスに水を噴霧
ガラス飛散防止フィルムの保護フィルムをはがす
ガラス飛散防止フィルムにも水を噴霧し、ガラスに貼り当てる
貼り当てたフィルムに水を噴霧し、スキージーで表面の水を軽くかき落とす
(フィルムとガラスに間にある水を軽くしごき出す)
フィルムに水を噴霧し、ゴム板でフィルム面の水を強くかき落とす
(フィルムとガラスに間にある水を強くしごき出す)
フィルム表面、周辺の水をキッチンタオルで拭き取る
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