1月9日(月・祝)、10日(火)の二日間、豊田市大林町にある「ちごの口 お葬式相談室・セミナールーム」において、相談会を開催いたしました。
今回は4名のご来場者がありました。

特設コーナーでは「水の備蓄と非常時対応」を紹介しました。

私たちは生命の維持に欠かせない「水」を「炊事・飲用」だけでなく、洗面や洗濯、風呂、はたまたトイレで汚物の洗い流しにまで使用していて、地震災害発生時にやってくる「断水」→「給水車または給水施設での給水」、「下水道の不通」となることを意識することなく生活しているのが普通ではないでしょうか。

今回は、次の5つの観点で展示、説明を行いました。

1.飲用水1日一人3リットルの備蓄
2.炊事用水の備蓄
3.保管および節水の工夫
4.非常対応
5.廃水処理

1.飲用水1日一人3リットルの備蓄
  啓発メッセージで言うところの「水1日1人3リットル」は、飲用水のこと。
  体重60キロの成人で尿や便、不感蒸泄(発汗を除く皮膚からの蒸発)
  呼気から約3リットル排出。
  給水が始まる(期待3日目)までは、それまでに備蓄していた水でまかなう。
  市販のペットボトル水を主とし、ポリタンクに貯めた水を従とする。
  ペットボトルの水は開封後1日で使い切る。
  ポリタンクの水は貯めた日から3日(夏)~5日以内(冬)まで。

2.炊事用水の備蓄
  炊事用とは、調理だけでなく衛生を保つための洗いも含めて考える。
  飲用水と同じく、給水が始まる(期待3日目)までは、備蓄していた水でまかなう。
  煮沸を前提に、ポリタンクに貯めた水を主とし、市販のペットボトル水を従とする。
  ポリタンクの水は貯めた日から一週間以内で使い切る。

3.保管・節水の工夫
  <保管>
  取り回し:ローリングストック(1日ごとに)
       女性・子供も運べる500ミリリットル、2リットル、5リットルタンクで。
       ”家族”の一日分を考慮する。
  状態:水道水は殺菌剤の塩素成分消滅を極力防ぐため常温・暗所に置く。
     汲み置き水道水は煮沸して飲用。(生水飲用は夏3日~冬5日程度まで)
  <節水>
  調理:無水鍋、注水戻し食品、レトルト(調理済み)食品
  洗い:フリーズドライ野菜、ポリ袋クッキング
     食器をラップフィルムで被覆、汚れを紙で拭う
     スプレーガンで洗浄水噴霧・紙で拭き取り
  その他:清浄洗い水→汚れ洗い水への使いまわし

4.非常対応
  <保存期限の過ぎた貯水の利用>
  飲用・炊事用に利用する場合は煮沸する。
  安全のために浄水器を通す。(病原因子となる細菌を除去)

5.廃水処理
  下水道に流さない。(下水道は原則使用禁止、利用再開のアナウンスを待つ)
  尿・便:固形化して焼却ごみ回収再開まで保管
  汚水:汚染を最少化した廃水(家庭内の拭き水程度)は庭に堀た穴に捨てる、または
     好ましくはないが雨水溝に流す(よい知恵なし)
     油や洗剤の混じった廃水はビニール袋を二重三重にして密封保管し、
     下水道の再開を待つ。
  

その他、これまでに開催した相談会の特設展示物のうち、「帰宅支援パック(9月度)」、「非常食、災害食、日常食のローリング・ストック(12月度)」も展示しました。

ご来場いただいた姉妹のお二人が「非常食、災害食、日常食」の分類保管に関心を持たれたので、説明をさせていただくとともに、12月度と同じく調理食材とポリ袋調理レシピ、アルファ米パックとレトルトの豚汁を差し上げました。

その後、自宅に戻って早速調理されたようで、レポートをお寄せいただきました。掲載のご了解をいただきましたので、紹介させていただきます。

今日はありがとうございました。

早速お昼にいただいたアルファ米のチキンライスと豚汁のパウチを妹といただきました。
チキンライスは水で戻しましたが、とっても美味しかったです。
これだけでは味が濃く、逆に私たちからしたら、おかずになりました笑
よって白ごはんの上にチキンライスをのせていただきました。
実際災害時は、薄味のものが多い可能性があるので、このくらい濃い味のものも必要だねと妹と話しながらいただきました。
豚汁はこくがあり、美味しかったです。

夜はいただいた「お麩じゃが」を作ってみました。
ただ、量をたくさんつくったので、ポリ袋にいれたものの上の方まで具がきてしまいました。
今回、ポリ袋はお湯の中にいれて、火をかけてもやぶれないことがわかり、また1つ知恵が増えました。

水も日々の備蓄を大切にしたいと思います。

ありがとうございました。

何事もやってみなければ(作ってみる、食べてみる)分かりませんね。
今失敗しておけば、いざというときに役立って、上手くできそうですね。
今回のレポートをいただいて、食べる人の体調や好みによって味付きのご飯だけは食べきれないかもしれないことが分かりました。防災訓練などで、白米のアルファ米を配ることは、あまりありませんが、家庭では白米のアルファ米の備蓄も必要だということですね。

レポートをお寄せいただいたご姉妹にお礼申し上げます。

さて、平成29年2月度も今回と同じ会場で相談会を開催いたします。皆様お気軽にお立ち寄りください。

また、会場での相談だけではなく、ご連絡いただければ、個別の相談にも応じます。こちらもお気軽にお声がけください。