12月11日(日)、12日(月)の二日間、豊田市大林町にある「ちごの口 お葬式相談室・セミナールーム」において、相談会を開催いたしました。

今回の特設コーナーでは「食材の買い足し補充」を紹介しました。

初めに、調理をせずに食べられる「非常食」、お湯を注いだり、加熱して食べる「災害食」、いつもと同じ食事が食べられる「日常食」、そして食物アレルギー疾患の人たち(多くは子どもたち)の「アレルギー対応食」などを確認した後、それらを切らすことなく備蓄しておく『買い足し補充=ローリングストック』のやり方を紹介しました。

今回の展示品は一例にしかすぎず、調理済み品にしても食材にしても、ご家庭の家族構成や嗜好に沿って品揃えしていただくことを申し上げたうえで、「ローリングストック」において大切なのは、「非常食」「災害食」「日常食」に分類し、それぞれのサイクルで消費と補充を繰り返すことであることを説明いたしました。

さらに、懸念される南海トラフの巨大地震では、局所発生地震よりも物品の流通停止期間や電気・水道・ガスなどのインフラ復旧期間が格段に長くなることを見越した備蓄量確保が必要であることを説明するとともに、備蓄を使い果たしたあとの買出しに困られるであろう、小さい子どもがいる家庭、介護が必要な老人がいる家庭に対して、当事務所では事業者備蓄サービスを準備していることを紹介いたしました。

また、来場者と一緒に考える催しとして「災害時の日常食メニュー提案」を行いました。
ジャガイモ・たまねぎ・にんじん・お麩・煮干しを使って作る料理を提案していただいた方には、これらの食材をプレゼントしました。

今回の来場者3名から、5品を提案していただきました。
お一人目は男性でしたが「お麩バーグ、煮干しポトフ、煮干しの味噌焼き」の3品を提案いただくとともに、早速その日の夕食に作られたお料理の写真とレシピを提供していただきました。
料理を日ごろから手掛けておられて、器用で手慣れた方のようですね。

その他のお二人は女性の方で、それぞれ1品ずつ提案していただきました。
お一人は食物アレルギーに詳しい方で、これらの食材からアレルギー食材である、お麩と煮干しを外した「お野菜のフレンチコロッケ」を提案していただきました。味付けとして少し味噌を加えると風味が出ることも付け足していただきました。大豆アレルギーの症状が出る人にも、味噌は大丈夫だということでした。発酵中にアレルギーの原因となる大豆たんぱくが完全に分解されるのだそうです。

最後のお一人からは、「お味噌汁」を提案していただきました。発災・被災直後の食欲が出ないときに、お味噌汁の温かさといつもの味わいは、体と心に栄養補給をしてくれることでしょう。

今回の「食材の買い足し補充」は、被災後の持久戦のスタート環境を整えるための生活習慣です。
しかし、何も特別のことではなく、「日常食」ではいつもやっていることです。
「非常食」「災害食」については、定期的に「消費する」ことを生活に取り入れ、その都度補充することで、いざというときにも食べなれた食品となっていて、さらに賞味期限内の物品がお家の中に備わっていることでしょう。
このような生活を実践していただけるよう、今後も展示・提案していきたいと思います。

平成29年1月度も今回と同じ会場で相談会を開催いたします。皆様お気軽にお立ち寄りください。

また、会場での相談だけではなく、ご連絡いただければ、個別の相談にも応じます。こちらもお気軽にお声がけください。