10月16日(日)、17日(月)の二日間、豊田市大林町にある「ちごの口 お葬式相談室・セミナールーム」において、相談会を開催いたしました。
今回の特設コーナーは「家屋の耐震確保」で、木造二階建家屋の模型「ピノキオぶるる」を展示しました。
ホームページのお知らせを見てお越しいただいたお客様に「ピノキオぶるる」を体験していただきました。
「筋かい」で補強されていない状態では、お客様が模型に横揺れの動きを与えると、すぐに1階部分が傾いて倒壊。その弾みで2階部分も倒壊してしまいました。
次に、お客様に筋かいをいれていただき、同じように横揺れを与えていただきましたところ、1階部分と2階部分がゆらゆらと動くものの、倒壊には至りませんでした。
『今回は筋かいを均等に入れてみたが、実際の家屋では場所として不均衡だったり、筋かいの構造強度も場所によって違いがありそうなので、専門家による診断が必要と感じた。それにしても、筋かい数本でこれだけ耐震性に違いがあるのですね』と、ご自身が与えた加振の手ごたえと、家屋模型の動きを感覚として捉えていただき、筋かいの効用を理解していただきました。
この模型は、耐力壁(筋かい)の様子だけでなく、屋根の重さも変えることが出来るので、ご自宅の屋根の材料(瓦や鋼板)、太陽光発電パネルの搭載状態などを模擬することが出来ます。
今後の相談会でも展示し、多くのお客様に触って体感していただきたいとおもいました。